🔷この記事のレベル
初心者 |
重要度 |
難しさ |
近年、ChatGPTは「対話型AI」として注目を集めていますが、実は画像も生成できることをご存じでしょうか?
特に2024年以降、画像生成機能(DALL·E統合)が進化し、プロンプト(指示文)だけでイラスト風の画像が作れるようになりました。
中でも人気なのが「ジブリ風」画像。どこか懐かしく、温かみのあるタッチのイラストが、SNSやブログなどでも話題になっています。

理系大学院修士課程卒の大手ITコンサルタントのリタです。
画像生成の進化はめまぐるしいから、一緒にキャッチアップしていこうね。
✔ ChatGPTでジブリ風の画像を作る具体的な方法
✔ 利用にあたって注意すべきポイント
ジブリ風ってどういうイメージ?

「ジブリ風」とは、スタジオジブリ作品のような世界観を持つ表現スタイルのことを指します。
たとえば、次のような特徴があります。
- 柔らかい色合い・手描き感のある線
- のどかな田舎風景・自然描写
- 表情豊かなキャラクター(少女や動物など)
- 少し不思議で幻想的な雰囲気
このような要素を、ChatGPTの画像生成プロンプトにうまく盛り込むことで、ジブリっぽい画像を作り出すことが可能です。

特徴を言語化して伝えることで、その作品の世界にいるようないろんな画像が作れるよ。
ChatGPTで画像を作るには?手順を解説

実際にジブリ風画像を作成するには、以下の手順を踏みます。
▼ 事前準備
- ChatGPT Plusに加入していること(GPT-4が利用できる)
- 画像生成機能(DALL·E)が使える状態
▼ 作成手順
STEP1:ChatGPTにアクセス
パソコンまたはスマホでChatGPTにアクセスします。

ChatGPTは検索すると似たようなサイトがたくさんでてくるから、Open AIのサイトであることを確認して開いてね。
STEP2: プロンプト(指示)を入力
「この写真をアニメ風のイラストにして」など指示を入力します。

STEP3: 写真をアップロード
アニメ風イラストに変換させたい写真をアップロードし、実行。

STEP4: アニメ風イラスト画像の完成!
数分待つと自動でイラストが生成されます。


こ、これはすごい。

リリース直後から爆発的に人気が出ていて、時間帯によってはかなり時間がかかったり、エラーになったりするときもあるんだ。うまく生成できなかった場合は粘り強く再チャレンジしてみよう。

でもこれって著作権的には問題ないのかな。

鋭いね。実はすこし注意が必要なんだ。
商用利用や著作権の観点

イラストを描くこと自体や、画風・アイデアを真似ることは著作権の侵害にはあたりません。文化庁の資料でも「画風やアイデアは著作権の保護対象ではない」と明記されています。

たとえジブリ風の画像をAIで生成したとしても、私的な利用や公開にとどまる限り問題にはなりません。
ただし、そこに「依拠性(元の作品を参照して作られた)」と「類似性」が両方揃い、さらに商用利用や著作権者に不利益が生じると判断されると、侵害にあたる可能性が出てきます。
特に、既存の画像をもとにAIで似せて生成する場合は注意が必要です。要は「意図」と「使い方」、そして「量」がポイント。
ジブリ風であっても、それをビジネスや拡散に使う際は慎重に判断する必要があります。

ルールの範囲内で楽しむことが大事だね。
AIで広がる創作の世界
ChatGPTを使えば、まるでスタジオジブリのような世界観を、自分の指先で描くことができます。
難しい操作は不要。想像力と文章力さえあれば、誰でも物語をビジュアルにできる時代が来ました。
ただし、ファンアートの範囲を超える場合は著作権への配慮が必要です。
とはいえ、AIの力をうまく使えば、創作の幅は何倍にも広がります。
コメント