大学院修士課程卒業後、日系大手IT企業でシステム開発に取り組む、AIオタクのリタです。
ChatGPT(チャットGPT)とは、人工知能(AI)が自然な対話形式でユーザーの質問に答えるチャットサービスです。
開発元は「OpenAI」で、2022年11月にリリースされた以降、回答精度の高さから爆発的に注目を集めています。
ChatGPTは基本的なサービスであれば無料で利用することができ、複雑な手続きをする必要もありません。
OpenAI公式サイトからアカウントを登録したのち、質問を入力するだけで10分程度で利用できます。登録の手順は下の記事を参考にしてください。
それでは、どうぞご覧ください。
ChatGPT活用をパワーアップ!おすすめのGoogle拡張機能6選
ここからはChatGPT活用の可能性を拡げるおすすめのGoogle拡張機能を紹介していきます。今回ご紹介する拡張機能は以下の6つです。
それぞれの簡単な使い方を紹介していきます。各製品のchrome ウェブストアのインストールリンクも添付しておりますので、必要に応じてクリックしてアドオンを活用してください。
ChatGPT for Google
ChatGPT for Googleは、Google検索をした際に、検索ワードに対するChatGPTの回答を同時に表示してくれる無料のChrome拡張機能です。
サポートしている検索エンジンはGoogle以外にも、 YahooやBing, Baiduなど、たくさんあります。
注意点すべきは、ChatGPTにログインしている状態でないと利用できない点です。
また、ChatGPTのサービス画面上には、すべての検索結果に対する返答の履歴が蓄積されてしまうため、チャットが煩雑になってしまうという欠点もあります。
自分で検索するよりも、知りたい情報がまとまっていて、すごく便利。
WebChatGPT
WebChatGPTは、ChatGPTのプロンプトに検索エンジンの検索結果を反映することができる拡張機能です。
こちらは検索結果を踏まえた上で、ChatGPTが回答してくれるため、最新情報に関することでも、より正確な回答をしてくれます。
そのため、最新情報をChatGPTに聞くと「嘘の回答」をしてくるという欠点をカバーすることが出来ます。
GPT-4公開以前は、GPT-3やGPT-3.5における「嘘の回答」に困っていたユーザーも多く、実際の検索結果を反映して出力するWebChatGPTが注目を集めました。
現在はGPT-4のリリースにより、このような事例はなくなりましたが、検索結果を反映した回答がほしい場合には活用するとよいかもしれません。
私はいちばん最初に入れました。迷ったら入れておこう。
AIPRM for ChatGPT
AIPRM for ChatGPTは、SEO、SaaSなどのプロダクト・サービスのために厳選されたプロンプトを紹介するChrome拡張機能です。
AIPRMのアカウントを作成し、拡張機能をONにすることで、その日からすぐに様々なプロンプトエンジニアが作成した「プロンプトの型(テンプレート)」を使用することができます。
使い方は非常にシンプルです。AIPRM実装後、ChatGPTのダッシュボードにアクセスします。
そこに表示されているカードタイプのテンプレートを選択すれば、簡単にSEOやSaaSの特定トピックに関する出力を行うことができます。
ChatGPTはプロンプトによって回答の精度が大きく変わるから、これはおすすめ。
Superpower ChatGPT
Superpower ChatGPTは、ChatGPTで使用したプロンプトや各チャットを自動保存し、必要に応じて検索できる拡張機能です。
また、プロンプトや出力結果が良かった場合などは、複数の形式(.txt、.json、.md) でエクスポートすることができます。
ChatGPTを使って様々な出力を行っているうちに、「あのプロンプトどこに保存したかな」「いつのまにかチャットが消えている」といった事態に陥ってしまいますが、Superpower ChatGPTを活用することで、そうした悩みも解決できます。
YoutubeDigest
YouTubeDigestは、ChatGPTを使ったYouTube動画の要約を行う拡張機能です
昨今は様々な情報が溢れており、動画コンテンツも日を追うごとに増えています。そのような背景から、YouTubeで閲覧する動画の内容を「簡潔に、要点だけを押さえたい」というニーズが存在します。
「タイムパフォーマンス」という言葉に代表されるように、少ない時間でより多くの情報の要点に触れたい時に、YouTubeDigestは手助けしてくれることでしょう。
ChatGPT Writer
ChatGPT Writerは、ChatGPTを使用し、ブラウザ上の様々なツールで文章作成の手助けを行う拡張機能です。
特にGmail上での動作に強く、「返信元のメール本文」をコピペして貼り付け、「どういった返信を行いたいのか」に関するシンプルな一文を入力するだけで返信用文章を自動生成してくれます。
ビジネスメールであっても、定型的な文章を何度も打ち込んでいるような方には活用をおすすめできます。
まとめ
今回はChatGPTのおすすめChrome拡張機能を紹介しました。
検索結果をChatGPTの回答と一緒に表示する、事前に選択されたプロンプトを提供する、プロンプトや出力を保存してエクスポートする、リアルタイム検索結果を反映する、YouTube動画を要約する、電子メールの返信を自動生成するなどよりスムーズな情報収集が可能となります。
ご自身の用途に合わせて是非お試しください。
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